解 説
2003年度は、私が所属する特定非営利活動法人ヒマラヤ保全協会がネパールでおこなってきた3ヵ年計画の最終年度にあたっていた。そこで同協会は、評価チームを結成してその評価をおこなうことになり、私はそのチームリーダをつとめた。
評価チームは、2003年10月に結成され、2004年2~3月にはネパール現地調査をおこなった。その後、2004年4月に、評価の途中経過を、同協会の会報「シャングリラ」52号(注1)に発表した。以下の文はそのときのものである。
評価の最終結果は報告書にまとめられ、2004年8月に発行された(注2)。
注1:田野倉達弘「IHCプロジェクト評価すすむ!」(特集ヒマラヤ保全協会プロジェクト評価報告)、Shangri-la 52号、3-5ページ、特定非営利活動法人 ヒマラヤ保全協会 編集・発行、2004年
注2:「ヒマラヤ保全協会3ヵ年計画終了時評価報告書 ~森がよみがえった!~」特定非営利活動法人 ヒマラヤ保全協会 編集・発行、2004年
目 次
- 評価チームが結成される
- 検証の旅
- 植林の成果があがる